福井・鍋倉山と藤倉山 2019.4.15(月) 晴れ LCCシニアハイク例会(s) 福井県のカタクリは10年振りくらいでしょう。残念ながら幾分遅すぎた感があり、写真は無理。 カタクリと出会えるのは地元滋賀でもマキノとか比良くらい、大阪ならポンポン山だが、最近でも見たのは数年前でしょう。 カタクリとの最初の出会いは地元・滋賀ではなく、北関東の栃木県だったと思う。要は昔は関心がなかった。栃木に単身赴任で行き、暇であるがゆえにカタクリと出会ったのでしょう。 滋賀に帰ってから、滋賀にもカタクリがあると気づき、ウロウロしたように記憶。実はカタクリに限った話ではなく、すべての花にも当てはまる。山に行っていたが、花に全く関心がなかった。周りにも関心のある人はいなかったのだろう。 花に関心を持ってから、次の出来事があった。比良?でエンレイソウを見つけた。山のメンバーは何の躊躇いもなくエンレイソウを踏んでいた。彼は言った。これは雑草に過ぎない。確かにそうだ。昔の私はこのような人たちと山に行っていた。 彼は間違ってはいない。イワカガミとかイワウチワが登山道を覆っていて踏むケースは確かにある。踏まないと前に進めない。山の花が減りつつあるが、恐らく踏む人たちではなく、営業目的で採取する人たちと鹿などの動物の食べ物となっていることが主要因だろう。 さて、経験的には、カメラマンは意外に花を踏みつける行動をとることを知っている(雑草という認識ではないのに踏んでしまう)。身近な人でも目的とする花を撮るために周辺の花を意図的ではないが無頓着に踏み潰すケースがある。最悪のケースは数十年前の伊吹山での出来事。カメラマンが花の写真を撮るために周辺の花を何かでなぎ倒していた。こんな人には絶対に賞をとって欲しくない。私がなぎ倒す彼の写真を撮っていたら、新聞社から何か賞をもらえたかもしれないが、その場ではただびっくりして思いつかなかった。 植物を守る会と動物を守る会がガチンコで勝負しないと間違いなく山の花はなくなる。わたしは植物を守る会のスタンス。鹿が増えすぎです。花を食べる、ヒルを拡散する、自然が変化している。鹿の多い日光のシラネアオイやクリンソウはネットの中で保護されている。 ブログのコピー |
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