竹内街道(大阪・上ノ太子駅から奈良・磐城駅 ) 下見            2022.9.25 晴れ  ひとり

大津サイクリングに続き、大阪と奈良を結ぶ竹内街道の下見だ。

 

昔風に言えば難波(なにわ)と飛鳥を結ぶ道であり、推古天皇のつくった大道(おおじ)と重なる。このため最古の官道と言える。

 

私と竹内街道の出会いは二上山登山だと思う。わずかな記憶ゆえに竹内街道に行きたいと思っていた。

 

今回は竹内街道の一部、上ノ太子駅から磐城駅までの区間で、竹内峠越えのメイン部分と言ってもいいだろう。9.5Km・3Hrであった。

 

感想を一言でいえば楽しかった。距離も時間も大したことはない。むしろ現地までの交通機関の時間が2.5Hrくらいゆえ大変だった。

 

印象に残るのは「歴史資料館」と竹内峠だ。「歴史資料館」は有料だが、竹内街道の諸々の勉強はできる。峠は結構複雑でGPSの参考軌跡がないならうろうろしそうだ。参考軌跡をもとにルートを行くことがやはり楽しい。GPSの使いこなしの一つと言ってもいい。

 

心配した国道歩きは整備がされているとみていいのか、歩道がないのは延べで200mくらいでしょう。

 

ルートは全体的には概ね整備はされている。が、GPSがないと辛いと思う。ネットでルートは追えるので問題ないと思うが、GPSのない古い時代にチャレンジした人たちは苦労したと思う。最も彼らにとってはそれが楽しみゆえ全く問題なかったと思う。

 

先日、朝鮮人街道につき街道歩きの秘訣めいたものをあげた。やはりルートを見つける楽しみは大いに大事だ。これに尽きるかもしれない。したがって、地図なしで街道歩きする事は街道歩きの資格なしと言ってもいい。

 

山であれば尾根か谷道かトラバース道であり、どう選択するかは好みの問題だろう。街道歩きの場合、どれが街道かは本当に難しい。工事されていたら本当にわからない。これが街道歩きの楽しみかもしれない。

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 コース
930上ノ太子駅①  1044-1114歴史資料館②  1006万葉の森④  1122竹内峠⑤  1148遊歩道⑥  1200-1215綿弓塚・昼食⑦
1230-1234長尾神社⑧   1236磐城駅⑨


③国道沿いの歩道切れ

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第290号)

    カシミール記録



距離   9.5Km
時間   3:10

体感標高差   250m 
 
   
上ノ太子駅  中央の茶色の標識が多い  万葉の森へはこのコースを歩くようだ
このおかげで歩道が整備されたのだろう 
     
     
     
    この狭さが竹内街道 
     
     
     
     
     
  街道にたつ地蔵さん   
     
     
     
  旧山本家住宅  同左 
     
 交流館 歴史資料館  ここで30分はいた
     
 道の駅からしばらくは歩道あり
途中でなくなるが
一部ガードレールの外側も歩ける
万葉の森  危険な国道歩きは延べで200mくらい 
     
     
     
ここからも歩道は続く  峠に着く   
     
  ダイヤモンドトレイル案内  峠のシンボルのようだ 
     
 休憩所もある 166号を横断して下りに入る   
     
    こんな道 
     
ユキザサかな  南阪奈道路   
   
  166号と合流して歩道に  歩道が切れるところで遊歩道に 
     
    遊歩道 
     
    芭蕉にちなんだ綿弓塚 
     
  これが塚   
     
     
     
     
     
  長尾神社