京街道下見その4                   2023.1.21  晴れ  ひとり 

大津から藤森(ふじのもり)、藤森から石清水八幡宮、石清水八幡宮から枚方市駅、そして今回枚方市駅から守口市駅。次回でようやく高麗橋まで。

 

今回は18Kmで6Hr、という予定外の距離を体験した。計画では概ね15Kmゆえ3Kmは余分に歩いたことになる。理由は手抜き計画に伴う道のロストである。特にスタート地点とエンド地点の宿場が最悪であった。

 

なんとか、街道を歩けたのでよしとしましょう。

 

今回の目玉は枚方宿の名残のいくつかの現場を見ることと、鳥飼大橋の近くを通過することの2点だ。枚方宿は京街道の中間地点でもあり、加えて淀川を利用した水上輸送の中継地としての重要な場所であった。鳥飼大橋は3番目の故郷として10年以上は住んでいた場所の主要な橋である。

また、若いころ、この鳥飼大橋から京都(どこであったかは定かではない)まで淀川沿いを徹夜で踏破した思い出の出発点でもあった。

 

さて、歩き終わっての感想だが、まずは無茶苦茶疲れたということ。夏場ではまず無理と思う。冬場だから18Kmも歩けた。二つ目は淀川の堤防歩きに入った時に大阪のビル街が大きく見えて感激したこと。大阪のビル街は地元の比叡山からも見ることはできる。石清水八幡宮の奥にビル街が見える。山によってはアベノハルカスも見える。

 

枚方はやはりビル街に近いので見えるビルは大きい。なぜか感激する。写真にあるビル街だ。

 

枚方宿と守口宿を対比するのは酷かもしれないが、守口宿は枚方宿にあるような資料館も持っていない。でも引用したようにわざわざ守口宿巡りをする方もおられるのでせめてパンフくらいはあってもいいかなというのが守口宿の感想だ。ーー 観光協会にあるのかもしれないが検索した限りでは上位にきていない。

 

次回5回目は守口から高麗橋までとなるが、付け足しで6回目は大川周辺の散策を予定している。淀川の河口編だ。大阪に住んでいるときになんの興味もなかった淀川だが、石清水八幡宮近辺の三川合流地点での花見(背割堤)を経験したあたりから川に興味が持てた気がする。盛んに行った中央分水嶺も関連するかもしれない。

今住んでいる滋賀はまさにこの中央分水嶺を持つ県であり、さらに水瓶の琵琶湖(淀川に行く)を持つ県だ。


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2024.2.7 文中に間違った記載が多かったので修正。

 
コース

830枚方市駅①  
845常夜灯②
851万年寺山③
927郵便屋渡し碑④
930-950鍵屋資料館⑤
(開館 9:30) 
1004水面回廊⑥


水面回廊は京街道マップではバイパス扱い
 
 


コース

1021伊加賀西交差点⑪
1030蓮如上人腰掛石⑫
1054松の鼻地蔵尊⑬
1119茨田堤碑⑭
1130-1140茨田樋水辺公園⑮
1210-1230国道分岐・昼食⑯
 国道沿いのローソンでおにぎり
1304鳥飼大橋⑰




これらの地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図
25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第290号)

 
 
   コース



1325八雲北公園(21)

鳥飼大橋の南側は高速道路で道は更新されている。
AがMAPに従い浄水場を右に見て陸橋を利用して進む
Bは参考にした軌跡で浄水場を左に見て進む
CがMAPに近い道と思われる。地図上で線引きしただけ
結果的にはBがBESTと思われる。

1345八雲標識(22)
1403八島交差点(23)

府道を道沿いに南下しただけ。MAPがわかりにくく交差点を意図的に目指す
ここで全体が概略わかったのでE道を(25)まで戻ってルート確認

1420浜町交差点(24)・一里塚(25)
1430八島交差点(23)に戻る
1436守口市駅(26)


(23)近辺に
文禄堤の碑、大塩平八郎ゆかりの書院跡、本陣、57次標識など多くあり

 
 
   カシミール記録


距離   18Km
時間   6Hr
     
①    宗左の辻 
     
右 大坂道  ?  東見附 かささぎ橋 
     
 ビル街に京街道とある    
     
旧岡村とある?  京街道の柱  井戸跡 
     
 常夜灯② ②  左 万年寺山 
     
本陣跡と御茶屋御殿跡(万年寺山)  万年寺山案内   ここを登る
     
御茶屋御殿跡展望広場 ③  展望 梅林の白梅 
     
  枚方八景のひとつ   
     
 枚方宿本陣跡 枚方はトイレが多い  本陣跡 
     
西見附・淀川資料館・東見附     
     
   淀川旧枚方浜とある 本陣跡案内 
     
 枚方宿・問屋役人 鍵屋案内   船番所跡
     
 淀川舟運・枚方浜
枚方名物・くらわんか舟がいた
大坂と伏見の中間点
鍵屋資料館 火曜日休館
船待ち宿 
西見附 
     
 郵便屋の渡し碑 対岸に郵便を舟で運ぶ  府道京都守口線・歴史街道とある 
     
枚方八景・淀川の四季  淀川河川公園   開館時間ゆえ鍵屋に戻る
     
西口公衆トイレ   京街道  水面(みなも)回廊⑥
   
  トイレ  ⑥ 
     
 ⑥ 高層マンションが多い   
     
⑪ 伊加賀西交差点     
     
トイレ  光善寺  蓮如上人腰掛石⑫ 
     
 ⑫ 松の鼻地蔵尊⑬  ここから堤防歩き
ビルが目の前に広がる
     
堤防はウォーキング、ランニング、サイクリング
いずこも同じ
但し、淀川は河川公園が広い 
  茨田(まんだ)堤碑
説明 ⑭
     
仁徳天皇が淀川の氾濫防止のため堤を築いた とされる  ⑮ 茨田樋(まったひ)遺跡水辺公園・イチョウ  
     
淀川から水を引き生活用水・農業用水として使う。但し、水害という視点ではマイナスゆえここしか残っておらず、あとは つぶされた。
     
有料橋を横断して超えたところ  鳥飼仁和寺大橋(有料)  大阪港まで19Km 
     
センダンの実が目立つ   
     
    河口から19Km 
     
 遠く生駒 大日の高層ビル  淀川沿いに1号線 
   
鳥飼大橋  大日の高層ビル   
     
  北河内サイクル道路 45Km  鳥飼大橋 南 
     
  八雲北公園(21)  トイレ 
     
正迎寺     
     
(22)  守口宿本陣跡案内  (23)八島交差点 
     
 57次紹介 伏見・淀・枚方・守口追加 秀吉が文禄堤の整備を依頼したとある
京街道であり、東海道 
 
     
秀吉が大阪城と伏見城を結ぶ最短ルート
を淀川左岸につくる。守口にのみ残る 
大塩平八郎ゆかりの書院跡  左  京 
     
難宗寺   ?  
     
(24) 浜町交差点  (25) 一里塚  
   枚方宿も守口宿もこのような街道沿いの
家屋が多く維持されている