西近江路サイクリング その2(苗鹿ー浜大津)                    2023.3.7 晴れ  ひとり



GPS持参で苗鹿と浜大津の間で、行きは西近江路、帰りは廃線道を自転車でまわった。21Kmで2:40の実績だった。

 

今回は「その1」の続きゆえ、西近江路は四谷と浜大津の間、廃線道も浜大津と唐崎の間、それらの間のみ幾分コメントを。

 

浜大津近辺の西近江路や廃線道は従来全く気にしていなかったので、「へーこんなところか」と感心しながら通過した。特に廃線道の「大津絵の道」は公園のようにして残っている。

 

西近江路については教育委員会の資料(中近世古道調査報告8 「西近江路」)でルートははっきりしているが、廃線道は手持ち資料だけでは無理があった。国土地理院の昭和40年頃の地図さえ入手できればわかると思うが、入手したとしても、恐らく廃線道自体が変わっているので通過もできないだろうと予想した。

 

以上の経緯から、廃線道はJR大津京からJR比叡山坂本までは湖西線沿いを進んだ。

 

今後の見込みに触れると、どうもサイクリングになりそうだということと、江若鉄道については古地図をトライしないと跡を辿れない(これでは面白みがない)ように思う。ちと、国土地理院のネットの見方も勉強しないといけない。京阪のネットも調べてみよう。

 

630: その後、ネット検索や国土地理院で調べた結果、廃線跡ついに素晴らしい記事を見つけた。これの検討結果は後日改めて報告予定。


その後、とんでもない資料を見つけた。ズバリこれ。このホームは「琵琶湖歴史研究会 資料アーカイブス」だ。この中の「会員提供資料」の中に入っている。

 

どこぞの大学の研究室と思えるくらいにレベルが高い。そして、とんでもない資料の中身は、国土地理院の新旧マップの重ね合わせで示している。これはズバリ求めていた資料だ。どこが江若鉄道とかの説明がないので、これからチェックする必要があるが、間違いなく役にたつ。

 

ホームでチェックする限り江若鉄道以外も「学習会資料」として検討されている。但し、去年の6月でこのグループは活動を停止し、貴重な資料のみを公開前提で残されたようだ。

 

最近、レベルの高いホームページ(街道歩き16年の方とか、今回の琵琶湖歴史研究会)を閲覧させてもらったせいか、自分のホームページやブログに対し、反省はしているが、改善は無理。今の時間しか割けない。

 

今回レベルの高いホームページを見せてもらって感ずるのは、検索に引っかかりにくかったことからして、あまり閲覧されていないかもしれない。逆に言えば、相当下位のレベルまでチェックをかければ出てくるはずということ。

 

とともに、同じことを考える仲間がいることを痛感する。やりたいことがすでに実施されている。作りたいホームページがすでに作られているなどなど。



以上、特に江若鉄道廃線跡の経緯を忠実に報告した。結局のところ、現時点では幾分不足箇所もあるがほとんど廃線跡はわかっている。とんでもない資料も利用して、マップを見直している。従って、マップには実績と廃線跡のふたつを示した。特に、大津京周辺で相当間違ってルートを選んでいたことが分る。これは止む負えません。当初に参考にした資料は軌跡という点では相当簡略化されており、文面のみでルート探索(ルートの追っかけ)した結果だ。


Ⅰ Ⅱ いずれもブログコピー

   コース



848 木の岡町交差点①
901 下阪本5丁目交差点②
909 四谷交差点③
   その1はここまで

927 柳瀬の交差点④
943 分岐⑤
1015 札の辻⑥

最初はDを左折してAに行き間違いに気づき戻る。
その後Dから⑥に行く

1029 分岐⑤

当初A経由で⑤に行くがBを経由していないので⑤より大津絵の道を遡りBに行く。

①から⑤⑥のコースが西近江路にあたる。⑥が札の辻で東海道の分岐でもある。


江若鉄道はBの南東あたり(浜大津駅)からB ⑤ を経てC に向かう。

廃線跡は青軌跡に北進するが、今回は間違って赤軌跡・JR沿いに行く。

1057 分岐⑦
1115 四谷川⑧
1124 JR比叡山坂本駅⑨
1131 木の岡町交差点①





再度、繰り返すと

西近江路のルートはほとんどOK
廃線跡については浜大津近辺は建物が立ちトレースは無理だが、大津絵の道として保存されているのでわかりやすい。
大津京あたりは青軌跡が正解なのに手持ち資料のみでは難しかった。

その比叡山坂本まではほとんどJR沿いでいいでしょう。四谷川近辺で幾分東のルートをとるようだ。

比叡山坂本からは⑨から①のルートをとる。


ずばりこれという資料のおかげで近江今津まではきっちり追えそうだ。
但し、ほとんどJR沿いのところはあまり詮索しないですっと行くつもり。

D&C&Wでこなそうと思っている。見通しが立ったのですっかり安心している。

先日、廃線跡(膳所ー浜大津は除く)につきカシミール(地図ソフト)上でのチェックは終えたので実行するのみ。

電車&サイクルという方法もあるようだが、10Kgの自転車を担いで電車に乗る気はない。





この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第290号)

 


 
   カシミール記録



距離   21Km
時間   2:40
 
     
 坂本六地蔵のうちのひとつ・比叡辻地蔵   ④ 近江神宮標識 
     
 観音寺は地名 蛭子神社(ひるこ)   
     
 ⑤ 観音寺西交差点  大津城 大津絵橋から大津絵の道(南方面) 
     
 観音寺西交差点
車のうらあたりに上の標識あり 
   D地点
     
 D地点
これがあるゆえに間違ってAに行く
⑥の手前に鮒ずしの有名店  ⑥ 札ノ辻 (大津市道路元標)
     
 ⑥ B地点から⑤方面
大津絵の道の開始点 
B地点を⑤方面から 
     
大津絵の道を⑤方面 に向かう   第一疏水