西近江路 その1(びわこ浜大津駅ー比叡山坂本駅)  2023.10.25(水) 晴れ一時雹を伴う雷雨 
                                                                   OB(担当)


 

西近江路ウォークがスタートした。下見は安曇川まで済んでいるが、ウォーク企画としては1回目。

1回目の区間の目玉はスタート地点の東海道との分岐の札の辻と江若鉄道廃線跡である「大津絵の道」だろう。

札の辻は大津市の観光行政の貧困でわかりにくい。説明板も路面にあり、かつ損傷が激しい。草津市の中山道と東海道の分岐の札の辻と雲泥の差だ。

「大津絵の道」は大津市民であっても知る人は少ないかもしれない。浜大津から皇子山の陸上競技場までのコースだ。散歩道として整備されている。途中で西近江路と交差している。

さらにこの区間でウォークという視点での気になるところは県道558号(旧国道161号)の一部で歩道がないところがあるという点。歩道が無理ならせめて「色で分ける」でもいいだろう。サイクリング道が優遇されているのと対照的な扱いだ。

奈良街道(暗峠道、大阪側)だったと思うが、歩道が確保できないところではバイパス(ウォーキング道)を設けていた。ウォーキングの安全を配慮した素晴らしい考えだと思う。

追加して言いたいことは、参加者の知識の豊かさのこと。私は俄勉強で街道歩きをスタートさせたが、参加者の中には別口のウォーキングなどで街道周辺の知識も豊富だ。その一例が下阪本の酒井神社の明治29年の琵琶湖洪水石標だ。1mくらい浸かったようだ。酒井神社周辺はウロウロしたことはあるが、この石標には気づいていなかった。

案内役の知識不足を参加者に教えてもらうというのは毎回経験することだ。コミュニケーションの大事さを改めて痛感する。

ブログのコピー
   
コース

1000びわこ浜大津駅①
1005大津絵の道への階段②
1017札ノ辻③
1051西近江路と大津絵の道の交差点④
1142-1230柳ヶ崎・びわ湖大津館・湖岸⑤ー昼食
1314-1337唐崎の松⑥
1348四谷交差点⑦
1409-1428JA西大津支店・雨宿り⑧
雹を伴った雷雨・豪雨
1505比叡辻交差点⑩
1520比叡山坂本駅⑪



⑨酒井神社



この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第290号)

 
   カシミール記録


距離   12Km
時間   5:20
    (避難時間20分込み)
 
 
     
③ 地面にある欠けた案内板  鮒ずし 阪本屋  びわ湖大津館の湖岸にて昼食 
     
 県道558号沿いでなく湖岸沿いを行く 唐崎神社⑥  ⑨ 酒井神社の琵琶湖洪水石標 
     
⑨ 13尺(3.9m)の水位が記載  ムクロジ