西国街道をついに終えた。2022.9月がスタートゆえ概ね１.５年、９回のウォークだった。目的地の三宮は残念ながら懐かしい場所もないので感激はなかったが、終わったという充実感はあった。

街道歩きを始めた頃、東海道と中山道くらいしか頭になく、いい加減な知識で東寺から山崎までの山崎街道として歩いた。その後、山崎街道＝西国街道とか、東寺から西宮神社までとか、いやいや東寺から三宮までとか、諸説に振り回されながら、権威のありそうな歴史街道という団体のいう、東寺から三宮に落ち着いた経緯がある。

今回は芦屋から三ノ宮までの概ね１３.５Km・４Hrであった。コースの半分は国道２号線ゆえ、気分的には良くないコースであったが、２号線を外れたところは街道の雰囲気はあり、標識も見られた。街道とは関係ないことだが、至る所に公園があり、都市ならではの配慮があるなと思えた。意外な発見はこの間にある浜街道の存在（下の地図のAB間）、大名行列ではなく庶民の道とのこと。

西国街道を終えての感想を言わせてもらうと、西国街道は京と山陽道を結ぶ最短コースであり、うまくできているなー、そして、まさに名神もこのコースゆえ、なるほどなーと思える。

面白いなーと思うのは大阪と西国を結ぶ大きな街道がない点だ。近世は京都中心、江戸時代は東京中心ということだ。勿論、大阪は場所からして西国へは船旅がメインということかも知れない。

さて、インソールのチェック２回目だが、靴下を薄手にしたところ特に気になる点はなく順調に推移。前回は厚手ゆえに無理に押さえたため違和感があったのだろう。

ブログコピー

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000（地図画像）及び数値地図50ｍメッシュ（標高）を使用したものである。（承認番号　平１７総使、第２９０号）