大川(旧淀川)沿いのウォーク           2024.4.17(水) 晴れ  KKG担当 

山のグループでのウォーキング企画である。

 

まずドジの出来事。一つは集合場所をJR大阪駅東口・バス停9番乗場とした。正解は南口。昔はあったと思うが今は南口となっている。

 

二つ目、造幣局の博物館見学を予定していたが、第三水曜日は休舘日であることを見逃しており、日の設定がまさに休館日の日であった。

 

コースはバス停・毛馬橋駅ー毛馬閘門ー大川沿い左岸ー源八橋右岸ー天神橋ー中之島ー淀屋橋だ。

 

大川は旧淀川であった。水害を教訓に新淀川が開削され、その分岐に大川の被害をなくすため、毛馬閘門と毛馬洗堰が作られた。その後、水量管理のため淀川にも洗堰(淀川大堰)が設置されこれに伴い、毛馬閘門と毛馬水門は更新された。

 

この事情から、現在の毛馬閘門の場所にはかつての毛馬閘門と毛馬洗堰が残されている。従って、毛馬閘門の見どころは現在の毛馬閘門、毛馬水門、淀川大堰に加え、かつての毛馬閘門と毛馬洗堰も見どころとなる。

 

毛馬閘門の説明が長くなってしまった。でも、琵琶湖周辺の住人としては琵琶湖ー瀬田川ー宇治川ー三川合流(木津川・桂川)ー淀川ー大阪湾で琵琶湖の水が大阪湾にたどりつくまでの経緯は気になるでしょう。

 

さて、淀屋橋までのトピックをあげよう。桜の季節なら大賑わいだったろうと思えるほど桜は多い。造幣局(通り抜けは終わっていた)含め八重桜はピーク過ぎのようだったが、まだ楽しめた。道中のほとんどは公園であり、散歩道としては大いに適していた。ベンチやトイレも充実しているので文句なし。

 

その他の立ち寄り先は蕪村の生誕地・毛馬にある句碑、源八橋(源八渡しがあったところで名前が地元の要請で残った)、こんなところでしょう。

 

快適なウォーキングを終え、目的地の淀屋橋に着いた。8Km、3.5Hrでした。

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コースタイム

1008毛馬橋バス停①  
1023-1042毛馬閘門・蕪村句碑②
1055春風橋③
1134源八橋④
1146-1232 OAPプラザ・帝国ホテル・昼食⑤
1240造幣局⑥
1311天神橋⑦
1339淀屋橋駅⑧



⑨  京街道の高麗橋

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第290号)

 
   カシミール記録



距離   8Km
時間   3:30
 
 
     
毛馬橋近辺では着陸態勢の航空機が多い  毛馬閘門  芭蕉句碑(土手・淀川左岸) 
     
淀川大堰  毛馬洗堰(遺産)   毛馬閘門(遺産)
     
 大川ではなく旧淀川の標識 春風橋(歩行者専用)と阪神高速   
     
毛馬桜ノ宮公園  ヌートリアらしい  
     
  源八橋(かつて渡しのあったところ)   
     
  OAPプラザと帝国ホテルの案内   
     
 広い1階スペース・食事も可  OAPプラザ  
     
 帝国ホテル 彫刻の小径  八重桜は健在 
     
    通り抜けは終了している 
     
    都会の春 
     
逆流防止堰堤  ビルのガラスに対岸のビルが映っている   
     
 天神橋でらせん階段を下り中ノ島へ
堂島川(北)と土佐堀川(南)に分れる
 この奥に高麗橋がある  土佐堀川の左岸には野外カッフェ
     
 中ノ島公会堂 観光船がゆっくり進む   終点の淀屋橋が目の前