伏見稲荷ウォーク                    2024.9.4 晴れ 会社OB担当 

伏見稲荷から北進し、御陵、泉涌寺の塔頭(たっちゅう、浄土院など5つ)を経て、瀧尾神社、そして東福寺駅。

伏見稲荷は参加者も何回も行っているところであり、後半の泉涌寺の塔頭巡りと瀧尾神社が目玉となる。

前日より気温が5度くらい高かったので暑さには辟易したが、伏見稲荷の木陰は風も通り心地よい場所であり、昼食にも良い場所であった。

伏見稲荷から下っていくと泉涌寺(真言宗)に到着する。この先に孝明天皇陵と後堀河天皇陵がある。適当に標高の高い場所ゆえ、途中で泉涌寺の全景を見ることもできる。

さて、塔頭に行こう。まずは浄土院、ここには赤穂義士の大石義雄建立の茶室がある。今回は紅葉時期ではなく残念だが、浄土院に限らずこの近辺の紅葉は見応えがある。

善能寺; 航空殉難者の霊を慰める祥空殿がある。また、飛行機と思われる形状をもつ土盛りもある。

今熊野観音; 塔頭とは思えないくらいの大きな境内を持ち、紅葉も素晴らしいところだ。

戒光寺; 本尊が丈六の釈迦如来立像であり「身代わり丈六さん」の名で庶民の信仰。また、御陵衛士伊東甲子太郎以下4名の墓があるようだ。現地で女性から、今から思えば「伊東甲子太郎のお墓の場所」を尋ねられた。残念ながら、私の早とちり(4名のお墓を知らなかった)で「那須与一の墓」を案内して違うと言われてしまった。

即成院; 那須与一のお墓があり、「願いが的へ」と願い事を扇に書いて祈願されているとのこと。

瀧尾神社; 拝殿天井の木彫りの龍(全長8m)、および12支の動物の彫り物など見応えある彫刻がずらり。江戸末期の彫物師・丸山新九郎の作品だ。

天皇陵を案内している時に天皇の名前をいつ、決めるのかが話題となり、私は微かな記憶で亡くなった後でと答えたが、残念ながら納得してもらえなかった。でもそれが正解のようです。

ー会社OBHPからの転用

 
コースタイム

1000JR稲荷駅①  1016おもかる石②  1051四辻③  1105山頂・一の社④  1121-1155木陰・昼食⑤  1212五社の滝⑦
1236孝明天皇陵⑧  後堀河天皇陵、善能寺と浄土院を経て  1307今熊野観音寺⑨  1326戒光寺⑩   即成院を経て
1350瀧尾神社⑪  1402東福寺駅⑫

⑥トレイルNO5
 

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第290号)

   カシミール記録


距離  7.6Km
時間   4Hr


標高差  200m
 
     
 楼門 千本鳥居   三の峰(下ノ社)
     
 谷沿いにはミョウガが多い 後堀河天皇陵  浄土院 
     
 今熊野観音寺 戒光寺  瀧尾神社 
     
 8mの龍 12支などに彫り物