山科ウォーク(JR山科ー御陵)                 2024.9.23 晴れ  KKG 

山の会で案内してもらう。帰宅後調べてみると「やましなを歩く」の東海道6と山科本願寺跡と花山周辺を歩いたことになる。

 

山科地蔵は東海道の守護仏、近くには仁明天皇第四皇子・人康親王(872年没)の御陵もある。

 

山科本願寺跡は蓮如上人が土塁で囲った町、寺院を作った場所ということでいいのでしょう。これまでのいい加減な知識を一新したという表現がピッタリでしょう。

 

そもそも蓮如上人に対する認識がいい加減過ぎた。浄土真宗といえば親鸞しか浮かばないというお粗末な知識ゆえ、蓮如上人に謝らなければならない。街道であれ、滋賀県内であれ、至る所に蓮如上人の足跡があるのにほとんど無頓着であった。蓮如上人はそれほど全国行脚した立派な上人だったことがようやくわかった。

 

花山周辺は僧正遍昭(へんしょう)と花山法王に絡んだお寺やお墓が見どころになるのでしょう。「平安時代中期、藤原道長の父兼家が、娘詮子の産んだ懐仁親王(後の一条天皇)の即位を望み、当寺(元慶寺)で若い花山天皇を強引に出家させた事件がある」が大河ドラマと関連するゆえに大いに関心が持てるでしょう。

 

先に紹介した「やましなを歩く」を見ていると、私(わたし)的には山科には結構、縁があったことがわかる。東海道、琵琶湖疏水、奈良街道(伏見街道、京街道)など。

 

また、大石良雄に関わる神社への参拝も予定していたので、この機会に山科周辺の散策を継続してもいいなと思っている。

 

今回は特に蓮如上人や本願寺(浄土真宗)のことを大いに勉強させてもらったと感謝している。

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コースタイム

933山科駅①  945-954山科地蔵・人康親王墓②  1014-1023南殿(なでん)光照寺③  1037-1058西本願寺山科別院④
1102蓮如上人御廟⑤  1116東本願寺山科別院⑥  1130-1239山科中央公園T(土居)・昼食⑦  1246西宗寺⑧
1316遍照僧正墓⑨  1332-1342元慶寺⑩  1400御陵駅⑪

 この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第290号)
  カシミール記録


距離  8.6Km
時間   4:30
 
 
     
東海道  山科地蔵
京都6地蔵のひとつ、東海道の旅の安全祈願 
 
   
  人康親王・蝉丸供養塔  人康親王のお墓 
     
    南殿(なでん)光照寺 
     
  蓮如上人  山科本願寺南殿跡 
     
     外環状線を越えて西本願寺へ
     
 西本願寺山科別院    
     
    蓮如上人御廟 
     
     
     
旧蓮如上人像  東本願寺山科別院   
     
   長福寺ともいう 山科中央公園には本願寺の土居もある 
     
西宗寺  ここは無断入門不可  蓮如ゆかりの寺のひとつ 
     
 遍照僧正のお墓    
     
 西国33所番外札所のひとつ 元慶寺  花山法皇と遍照僧正のゆかりのある寺 
     
 遍照僧正のお墓の場所(2つ) 寺にもお墓  天台宗 
  東海道の山科地蔵 
浄土真宗の蓮如上人ゆかりの場所(本願寺など)
元慶寺と縁のある遍照僧正と花山法皇

こんなところがまとめでしょう。
全国いたるところに弘法大師(空海)の足跡があるが、蓮如の足跡も多い。

伝教大師(最澄)の弟子の親鸞ではなく、蓮如の行脚の成果は大きい。

浄土真宗の広がりが納得できる。

こんなまとめが正しいかどうかは?だが、個人的にはこのように理解した。それぞれに役目があったということだろう。