西国街道 その8L(門戸厄神ー芦屋)           2024.11.22 晴れ  LCW担当

 この間の見どころは門戸厄神と西宮神社の二つでしょう。門戸厄神は厄払いの有名どころ、西宮神社は福の神のえびすさんの総本山、従って、この西宮にくれば厄落としができ、福の神に会えるわけだ。門戸厄神の厄神明王は不動明王と愛染明王が合体した両頭六臂の忿怒の仏で、厄除けや厄払いにご利益があるとされています。日本三大厄神(日本三體)の1つであり、現存するのはこの一体のみ。

厄神明王は秘仏ゆえ現地ではみれない。このため現地の説明書きでどんなものかを推量することになる。不動明王と愛染明王が合体とあるが、二つの頭とは記載されていないので厄神明王はてっきり一つの頭の明王と勘違いしてしまう。帰宅後の厄神明王の写真をみてなるほどと納得させられる。現地で理解したのは、左に愛染明王、右に不動明王、中央に厄神明王と思っていた。つまり3体あると勝手におもっていた。

さらに面白いのは現地では門戸厄神の本尊は薬師如来、厄神堂の本尊が厄神明王とある。一方で、先に紹介したHPでは本尊は厄神明王、薬師堂の本尊は薬師如来とある。

本尊は寺の意思で決めるとのことであり、それがふたつあったとしても不思議ではないようだ。詮索することではない。

 
コースタイム

950門戸厄神駅①  958-1024門戸厄神②  1038分岐③  1058交叉点・青木④  1120-1147西宮食堂⑤  1155染殿池⑥
1221-1239西宮神社⑦  1305分岐標識(西宮道・中山道)⑧  1322芦屋駅⑨

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第290号)

   カシミール記録


距離  10Km
時間  3:30
 
 
     
厄神明王道
日本に3体あったが、現存はここのみ 
 延命魂(根) 祈願かえる 
     
 f大黒天
大黒堂では、大黒天と愛染明王をお祀りしています。
厄神堂  説明文だが、ふたつの頭という表現はない 
     
厄神堂  薬師堂
ご本尊薬師瑠璃光如来
 
     
中楼門   中楼門の下には33段の女厄坂と呼ばれる厄年にちなんだ階段   東光寺説明 厄神明王への案内(西国街道から) 
     
 なかすさ公園 西宮食堂   
     
 松原天満宮 けやき  くすのき 
     
 染殿池への案内 染殿池など史跡   
     
 西宮神社 福男のスタート地点  たまたま 古本市
     
  本殿・改修中  菊 展示会 
     
 本殿には三連春日造という建築様式 お参り  瑞宝橋 
     
  神池   南門
  春日町

地蔵菩薩立像浮彫

右が道標(西宮道と中山道の分岐) 
門戸厄神と西宮神社については

今回を終えたあとでたくさん勉強させてもらった

下見のときと比べ、理解度は雲泥の差