京街道 その1(浜大津ー藤森)          2023.11.1(水) 晴れ  LCW例会(担当) 

京街道ウォーク(浜大津ー藤森)の3回目となった。このコースの前半の東海道(大津・札の辻ー追分分岐)と後半の伏見街道(奈良街道)と重複する。

 

今回はLCWのメンバーであったが、例によって色々と教えてもらう。関蝉丸神社下社の「さねかずら」の存在、大津そろばん石碑(ここには車石もある)にあるそろばんのたまの数がなぜ、2コと5コなのか(昔は16進法であったー16で繰り上がる)。

 

このコースの見どころ(注目点)は札の辻にある大津市の元標、旧逢坂山隧道(鉄道遺産)、逢坂の関跡の休憩所にある説明板、追分分岐の石標、大宅一里塚碑跡(今回は見逃す)、大岩山登山口くらいかな。辛いのは大岩ダンプ街道(埃と騒音)。

 

このコースの致命的な欠陥はトイレがない点。逢坂の関跡の休憩所しかない。コンビニかスーパーがあるのでここで借りるしかない。さらに昼食場所も大塚公園か皇塚くらいしかない。寺などの観光地に入る手はある。

 

終わってみれば、14.5Kmで5.5Hr。前回実績(2023.2.22)に全く同じ。ダンプ街道で疲れは倍増する。

 

今回、2人の初参加があった。地道な活動ゆえ、一人でも増えれば喜ばしいことだ。その初参加のメンバーと話したことだが、グループで歩くことでいろんな知識を増やすことができる。一人歩きでは無視してしまうが、数人で歩けば、本当に知恵がつく。前回はダンプ街道、月心寺の庭、隧道の存在、今回はさねかずら、そろばんの16進法。一人ではどうしても街道歩き(コースそのもの)がメインになる。

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前回のKKGのときはダンプ街道、逢坂山隧道、月光寺のことを教わった。今回はさねかずら、そろばんの16進法を教わる。宿題はイチョウの葉で雄雌の識別ができるかどうか(袴とスカート)かな。ーー 袴の葉に実(リンクあり)? ーー 面白い結論でした。

このLCWのウォークの参加者は知識人が多い。近江八幡のガイド、五箇荘(近江商人)のガイド(現役?)、大津祭のガイド、園芸のセミプロなど。わたしの役割はGPS通りのコース案内とトイレと昼食の場所の把握。

ブログ2 コピー(銀杏のリンク先)


 
コース
955びわこ浜大津駅①  1022関蝉丸神社②  1037旧逢坂山隧道③  1058-1112逢坂山休憩所④  1152追分・分岐⑥  
1229-1320大塚公園(Tなし)・昼食⑦  1343大宅一里塚⑨  1412小野駅⑩  1500大岩山登山口⑪  1530JR藤森駅⑫


⑤月光寺や大津そろばん   ⑧スーパーM

この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第290号)

   カシミール記録


距離   14.5Km
時間    5;45
 
   
② 関蝉丸神社    さねかずらの実 
     
③ 旧逢坂山隧道   蝉丸神社 イチョウに銀杏 ⑥ 追分分岐  東海道と伏見街道
   ⑪ 大岩山登山口、
大岩神社の鳥居は堂本印象作
今回のコースに京街道という文言はでてこない。伏見街道であったり、奈良街道だったり。

伏見街道も京都三条から京阪沿いに進む道も
ある。
奈良街道も京都から何本もあったのだろう。
どれがメインというよりどこから奈良に行くかで
違う道になるのだろう。

大阪から奈良であれば生駒越えとなるので
暗峠道のように本数は少ない。

情けないけど、3回目で漸く街道の意味がわかってくる。